地元の病院受診後、居ても立っても居られず荷物をまとめて東京の自宅へ戻りました。
子供と一緒に帰省していたので、なるべく動揺を抑えて平常心を保つように努力しました。
が、心の中は大パニックです。
移動中の電車の中でもずっとネットで病院を検索していました。
普段は子供の前ではできるだけネットにかじりつくことのないようにしている私。ずっとケータイの画面を見続ける母を見て、子供もママの様子がおかしいと気づいていたかもしれません。
自宅についてからは、PCにかじりつき病院検索。
まずは時々時々お世話になっていた近くの大学病院に電話。
眼科外来だったか、救急外来だったか忘れましたがそこの看護師に状況を説明。診察してもらえないかお願いしました。
土曜日の夕方5時。
断れられました。
診察できる医師が今いないという回答でした。
ここからはできるだけ近場で眼科の有名な病院に片っ端から電話するしかないと心を決めました。
でも、3か所くらい電話したでしょうか、すべて断れられました。
一か所だけ、今オペ中で何時に終わるかわからないが、それが終わるまで待ってくれるなら診てくれるという病院がありました。
主人にそのことを説明すると「えー、今からー?」と返事。
その時の私は、そこで悩んでしまい一旦電話を切って、必要だったら折り返すと返事をしてしまいました。
でも、、、。
その時、行けばよかった。。
何時間待たされても行けば良かったのです。だってオペしてるってことは、オペできる先生がそこに居たってことなんだから。
私も、主人もまだ網膜剥離のことをわかっていなかったのです。
「網膜剥離は時間との勝負」
その日は土曜日、ネット検索して、電話して、断られている間に時間はどんどん過ぎます。
18時を回って、お夕食の支度をしなくてはいけない時間。
でも病院が見つからない私はそんな余裕はありませんでした。
藁をもすがる思いで、東京都の休日・夜間診療情報を教えてくれる番号に電話しました。
状況を説明し、該当しそうな病院が近くで三か所あるとのことで教えてもらいましたがそこはすでに電話し断れらていた病院でした。
もう一度PCの前で検索。
もう半べそ状態です。
まだ電話していなくて眼科に強そうな病院がもう一つあることに気が付きそこに電話。
時間は19時近かったと思います。
眼科看護師に状況を説明したらこのように言われました。
「今の状況なら月曜日で大丈夫だと思うので、週明け月曜日に病院に来てください。
それまではなるべく、横になって過ごして、頭を大きく動かないようにして過ごしてくださいね。」
その言葉を聞いて、ほっとしました。そっか、月曜日でいいのか。。
やっと診てくれる病院を見つけた。と。
それが今後しばらくお世話になるA病院でした。
ー振り返りー
・網膜剥離発症したら、待ち時間が長く不明といわれてもオペできる医師がそこにいるなら遠くても迷わず受診しましょう。
・今日までに網膜剥離の得意な病院を数名の医師に聞いてまわりました。
以下に紹介します。(あくまでも個人の見解です)
○大学病院 : 杏林大学病院、横浜市立大学市民総合医療センター
○フリーランス : 中原 将光 先生