こんにちには!
今日は点眼薬についてのお話です。
先日、網膜剥離の経過観察に眼科を受診した際に、診察後看護師?さんに
以下のように聞かれました。
「今日から目薬3種類、すべて1日4回に変わりました。」
「次回まで足りる分、目薬何本必要ですか?」
私は瞬間的に暗算、んー1本5mlだから。1日4回で~。と。
薬剤師なら計算して必要な量、足りなくならない量が割と正確に出せると思いますが
一般の方ってこんなこと急に聞かれたらどうすんだ!?
しかも1日の使用回数が変更になってるのに。
なんとなくの感覚でお願いして、足りなくなったらもらいに来る、ってことだとは思います。
が、この眼科、患者さんがとても多く受診するには1日がかりになることを
覚悟してくるような眼科なんですよ。
なのでお薬もらいに来るだけで受診したくない眼科なんです。(でも名医がいる)
そこで、「目薬30日分だと何本もらったらいいのかわかる表」を作りました
ちょっとおさらいですが(このブログの常連読者の方には釈迦に説法、失礼いたします。)
目薬1本5mlとして、
目薬1滴は0.05ml。
5÷0.05=100
5mlの目薬1本で約100滴(目薬の性状によって前後あり)
これを踏まえて、
1日1回両目だと、1日2滴使用なので50日分使える。
30日分欲しいときは1本でOK!!
というように考えます。
1本2.5mlの薬は1日1回の使用なので
30日、60日、90日欲しいときは何本もらえばよいのか
という表にしました。
さらに緑内障の患者さんで目薬大量に処方されている時に、
一体何日分もらおうとしているのか、というの推察するにも役立つと思います。
どうですかね?
個人的には次の受診の時にこれを見れば慌てて計算しなくてよいのでとても便利!!
あの眼科の他の患者さんにも教えてあげたいなぁと思う今日この頃です。