薬剤師やすこのブログ

調剤薬局勤務の薬剤師やすこです。 薬のこと、最近気になること、網膜剥離のことなど気ままに書きます。


インヴェガ錠はなぜ朝食後か?飲み忘れた時は?

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秋になりましたね~。

 

 

今日はインヴェガ錠についてきちんと勉強してなかったので復習です。

 

 

 まず気になったのが成分名。

 

 

その名は・・・・・・・・

 

 

パリペリドン♡

 

 

なんでしょう。この名前。

 

 

パリピ?笑

 

 

いやいや、ちがうぞ。

 

 

 適応は 「統合失調症」のみ。

 

 

パリぺリドンはなんと、リスペリドンの主活性代謝物!!

 

 

おーーーー、急にわかりやすくなったぞ。

 

 

 作用は、

 

 

・強力なドパミンD2受容体拮抗作用で統合失調症における陽性症状に優れた効果を示す

セロトニン5-HT2A 受容体拮抗作用により陰性症状にも効果を示す

半減期が約20~23時間 と長いことに加えて浸透圧を利用した放出制御システム(Osmotic controlled Release Oral delivery System:OROS®)により24時間にわたってパリペリドンを放出し、 血漿中薬物濃度を安定させることで、1日1回投与による統合失調症治療を可能にした放出 制御型徐放錠である。

 

 

 ほうほう。

徐放製剤なのね。

 

 

用法を確認。

 

 

1日1回朝食後に服用

 

 

ん?朝食後に服用??

 

 

なぜです?朝は苦手な患者さん多いんだけど。。。

 

 

どうやらインヴェガはもともと半減期が20時間~23時間であることに加え、徐放システムをとることで長時間消化管にとどまり、長時間安定した効果を示し続けることが目的とされているようです。

 

 

一般的に排便を朝する人が多いため、排便後の朝食後に服用することで次の排便まで(つまり翌朝)腸管にとどめておきたいという意図があるようです。

 

 

というわけなので、飲み忘れた場合は、気が付いた時に1回分服用すればいいということになります。

 

 

一応、ヤンセンファーマさんのHPの製品Q&Aでも確認。

次の服用時間が近いときは、次の時間に1回分を服用してください。

とも記載がありました。

 

 

 それと

 

 

もう一つ気になる記載発見!!

 

 

このインヴェガ、先ほどから何度も出てきている徐放製剤であるため、糞便中にほとんど変形せずそのままの形で出てくるらしいです。

 

 

なので患者さんが驚かないように、投薬時は一言説明を加えたほうがよさそうですね。

 お薬自体は吸収されていますが、殻がでてきているだけだと。

 

 

忘れずに説明したいところですね。

 

 

久しぶりに勉強になったぞ。(自画自賛

 

 

参考:ヤンセンファーマHP、インヴェガインタビューフォーム

  

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