薬剤師やすこのブログ

調剤薬局勤務の薬剤師やすこです。 薬のこと、目の病気のことなど気ままに書きます。

トランサミンシロップとムコダインシロップジェネリック4社の配合変化について

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年末ですねー。薬局混んでますよねー。

でもこのそわそわとした年末の雰囲気、好きだなぁ。

 

 

昨日は小児のシロップ処方がやたらと多かった日。

そこでちょっと確認したことをメモ程度に書きます。

 

 

処方箋をみて、配合変化のデータを知りたい時どうします?

製品のインタビューフォーム見ますよね?

でも急いでいるので早く知りたい。

 

 

混ぜていいの?いけないの?はっきりしてぇ!!

 

 

そこで今回は結果から書きます。

(室温で14日間のデータを参考、詳細は各薬剤インタビューフォーム参照のこと)

 

トランサミンシロップ5% 
    × ムコダインシロップ5% → 〇

       × カルボシステイン5%「タカタ」 → 〇

    × カルボシステイン5%「トーワ」 → 〇

    × カルボシステイン5%「テバ」 → データなし

     (メーカー問い合わせ済)

    × カルボシステイン5%「JG」 → データなし

     (メーカー問い合わせこれから)

          

はーい。今日書きたかったのはこれだけー。

確認したら急いで調剤に戻ってー。

 

 

でも、「テバ」(武田テバファーマ株式会社)と「JG」 (日本ジェネリック株式会社)

のデータがない。

 

 

どうする?

 

 

メーカーさん、データとって下さい!

 

 

といってもすぐには出ないデータ。 

 

 

急ぎの場合は先発のムコダインシロップでGO!

 

 

「テバ」はメーカーさんがデータなしと言っているので、混ぜない。

「JG」は電話で問い合わせへGO!結果はコメント欄で教えて!!

 

 

PHだけ見ると、どちらも局方だと下記のPHで指定されてる

 

 トランサミンシロップ           5.7~6.5、

 カルボシステインシロップ   5.5~7.5

 2剤は大きく酸や塩基に傾いていない製剤なので配合変化しにくそうな印象はあります。

 

 

ただ、再分散性や味、臭いなどはやはり混ぜてみないことにはわかりません。

 

 

疑わしくは混ぜず

 

 

が良いかもしれませんね!

 

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