先日、アラセナA軟膏・クリームの添文を読んでいて気になる記載を発見!!
以下一部抜粋
6.適用上の注意
(2)本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
むむむっ。
破けるのか?
そもそもそんなシチュエーションあるのか?と思ったが、
性器ヘルペスにも処方される薬だけに、薬を塗布後性交することもあるか
(しっかり治してからにしてもらいたい気もするが)、となんとなく納得。
ちなみにゾビラックス軟膏の添文には記載がありませんでした。
アラセナA軟膏、クリームにはそれぞれ油脂性基剤である白ワセ・流動パラフィン、ステアリン酸、セタノールなどが確かに使われていますね。
一方ゾビラックスの基剤は水溶性のマクロゴール。
性器ヘルペスの患者様にはゾビラックス軟膏の方が無難なのかもしれません。